【潜在価値を信じ続けた15年】
〜子どもに読ませたいフリーペーパー「さくらノート」の挑戦〜
■講話者:さくらノート(金沢市):編集発行人 中山 貴之
【奇をてらわない。ルールチェンジも求めない。
大きくなりようがないから続けることができる。】
①儲からないビジネスだから競合もいない。
②子供たちにとって特に面白い冊子でない。
③ブレないから真の応援者とウィンウィンできる。
「俺、会社辞めて前々からやりたいと思ってたことやるわ〜」そう言って動き始めたのが2006年。
人生経験を活かした誰もがやってない構想に心が震えたが、続けて「みんな無理や、やめとけと云う。」
創業後も紆余曲折はあったが北海道と和歌山にその想いは飛び火した。
大手学習塾が無料冊子を学校に配る目的は教材販売につなげること。
一方「さくらノート」は学生や親から収益を上げることはない。
ハッキリいって、儲からないビジネスモデル。
それでも定期掲載する会社が8割を占める。
掲載してすぐに求める人材が集まるわけもなく、売上に結びつくわけでもない。
視野が広く遠くを見る経営者には響くようです。
簡単に見えてなかなか真似できない、仮に真似できても多くは稼げない。
逆にいえば持続性が極めて高い経営哲学でした。
「一隅を照らす」渦が大きなうねりになってゆく
「箸よく盤水を回す」
【主催者:ウィンクル塩山徳宏】
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■視聴者レビュー
・「さくらノート」がキッカケで就職した19歳の女の子の話が印象的だった。
・魅力発信が業界の活性化に繋がる。
・スタッフへのスポットライトのあて方、やりがいの持たせ方を工夫したいと思った。
・この取り組みが全国に広がれば、もっと日本の企業が良くなる気がします!
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【中山貴之(なかやま たかゆき)プロフィール】
さくらノート北陸 代表
キャリア・オリエンテーション・マガジン「さくらノート」編集・発行人
昭和40年 富山県高岡市生まれ。
新湊高校、獨協大学外国語学部卒業。
工作機械メーカー、就職情報誌会社、インテリア商社、外資系生命保険会社の勤務経験を経て、平成19年、個人事業としてさくらノートを創刊。
現在、さくらノート石川県版ほか富山県版、北海道版、和歌山版を発行。
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※さくらノートとは、
全国初の中・高校生を対象とした学校配布型キャリア教育支援マガジン(無料配布)
コンセプトは、様々な職業を通して大人の生き方や価値観を若い人たちに伝えていくこと。
一般的な就職情報誌とは内容も全く異なり、街角で手にすることもできません。
よくある社長さんの自慢話でなく、現場でイキイキと働く人にスポットライトをあてて構成されている。
平成19年、石川県金沢市で創刊。現在富山県、北海道、和歌山県でも発行中。
■受賞歴
平成19年 「第1回革新的ベンチャービジネスプランコンテストいしかわ」優秀起業家賞
平成21年 「横浜ビジネスグランプリ」入賞
平成21年 経済産業省 「日本を代表するソーシャルビジネス55選」に選定
平成22年 「かわさき起業家オーディション」起業家優秀賞
さくらノートが紹介されたメディア(一部)
【新聞】
・日本経済新聞
・日経産業新聞
・読売新聞
・読売こども新聞
・朝日新聞
【書籍/雑誌】
・アントレ(リクルート)
・コロンブス(東方通信社)
・「社会に役立つを仕事にする人々」(洋泉社)
・人間会議(宣伝会議)
・経済産業ジャーナル(経済産業省)
【テレビ】
・BS朝日/峰竜太のナッ得!ニッポン
・テレビ神奈川/ずばり!横濱
・石川テレビ/スーパーニュース
・MRO/ほっと石川、THE NEWS
・テレビ金沢/となりのテレ金ちゃん
・北陸朝日放送/スーパーJチャンネル
・富山テレビ/スーパーニュース
★公式サイト:
https://sakuranote.net/
https://www.facebook.com/sakuranote.net