【学びを活かし始めた社員たちとの道半ば物語】
〜 創業70年:アイデア農機具メーカーの改革 〜
■日時:2020年11月16日(月)19:00 ~ 21:00
■講話者:株式会社美善(酒田市):代表取締役 備前 仁
「余裕が生まれること」を待っていても生まれない。
忙しくとも「未来の為」の時間投入しない限り「余裕は生まれない」
★ポイント
①社長一人が学ぶと社員との距離が離れる。
②答えを出さずにキーワードをつぶやく。
③100点満点を狙わない。
★
せっかく受注があっても痛恨の売り逃がしが生じていた。
対応しようとするも残業疲れで心身ともにヘトヘト、指示されたことだけやる状況。
なんとかしたいとの思いが強かったが、
上から一方的に指示しても現場はますます考えなくなり反発されると思った。
そこで、繁忙期にもかかわらず他県まで出かけて
二日間のTOCセミナーを社長と社員五人が受講した。
原理原則を共有できて共通言語を持つことで、
・20日のリードタイムが4〜5日になった。
・残業が少なくなった。
・精神的にも身体的にも余裕が生まれた。
・余裕が生まれるから創造的な話し合いができるようになった。
備前社長の話を聞いて余裕を持つことの大切さを再認識。
そして余裕は「余裕が生まれること」を待っていても生まれない。
自分達から「余裕」を投入しない限り「余裕は生まれない」
「キコリの話」を思い出した。
刃を研がずに汗だくで木を切るのか、研ぐ時間を確保してから木を切るのか?
【教育に勝る投資なし!】
(主催者:塩山徳宏)
★視聴者レビュー
・ボトルネックを見つけた後、何をどうすれば良いかが少しわかった。
・ゲーム感覚でボトムアップしている。
・社員に経営感覚を持たせることと、成功体験によって劇的に組織が変わる
・繁忙期に研修を入れることは遅れを蓄積させるリスクもあるが、反面、ボトル ネックの特定をし易く、学んだことをすぐに実行に移せるメリットもあるという ことがわかった。
・投入は、「どのくらい」だけでなく「いつ」も大切。これを実生活にも活かそ うと思いました。
・自分に割り振られたタスクのスケジュール管理を色分けした表でやってみたい と思います。
・時間を半分にする目標を立てることで、仕事のやり方を見直したい。
・業務の改革、やめる、減らす、増やす、メリハリをつける。
【講師:備前 仁(びぜん ひとし)プロフィール】
(株)美善:代表取締役
地元の工業高校を卒業後、横浜市の設計会社でごみ処理プラントの製図業務に従事。
横浜ベイスターズが日本一になった1998年に倒産し、当時の従業員5名が出資し 興した会社に拾われる。その後都内の設計会社にM&A。高速道路のメタル橋や携 帯電話基地局の設計、製図業務を行ったのち、楽天イーグルスが創設した2005年 4月に帰郷。
株式会社美善入社後、全国の販売店に営業活動を経験し、2009年より専務取締役 時代には製造の基礎を学ぶ。2013年より現職今に至る。
趣味は自転車(ロードバイク)乗る事といじる事、子供と遊ぶ、PTA活動(特に 飲み会)、野球観戦(横浜DeNAベイスターズ)
好きな事としてMGや学びで繋がった友との交流、切磋琢磨
■株式会社美善のホームページ:
https://www.kk-bizen.jp/
■Youtube: オリジナルアイデア農機器具の工房チャネル:
https://www.youtube.com/channel/UC5orEt4q3olGgpQSLnU9Zcw/videos?view_as=subscriber